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●2007年03月

2007年03月04日

ちょっとためになるブックサマリー②

富の未来
(A.トフラー)より

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■富の定義
富の定義とは、何らかの形の満足を与えるか、あるいは何らかの形の満足を与える別の形態の富と交換できるものである。いずれの場合にも、富は欲求が生み出すものである。

東洋の思想では、欲求を満たすのではなく抑制すれば幸せになれると説く。
一方西洋では、勤勉に働き、倹約し、高潔に生きれば自分で自分の欲求を満たし、豊かになることができると説く。

欲求を強め、富を追求する文化であっても、必ずしも富が獲得できるとは限らない。だが、貧しさの美徳を教える文化は、まさに求めるとおりのものを達成するのが普通だ。

■富の生み出し方
富の生み出し方は、
第一の波:農業(低い生産性、自然に依存)
第二の波:工業(大規模化、効率化、環境汚染)
第三の波:サービス業(細分化、知識中心)
と変遷を遂げている。

■経済の基礎的条件
富の体制に大きな影響を与える「経済の基礎的条件」は時間、空間、知識である。
【時間】
各事象で異なる時間の流れを効率化することの重要性。
【空間】
グローバル化やインターネットによってフラット化した世界においては富を生み出す場所が変化し、その場所を選ぶ基準が変化し、そうした地域の間を結ぶ方法が変化している、ということ。
【知識】
これまでの有形財中心から知識自体が価値を生むようになることで経済のルールが変わる。
知識の寿命は短くなっている。何が「今」正しいことかを常に見極める必要がある。

■生産消費経済の存在
経済には金銭経済と同じくらい大きな影響力を持つ生産消費経済(消費者自身が行っている生産活動)が存在する。金銭中心の世界では、生産消費の割合を高めることでモノの価値向上を図ることができる。

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富の未来
(A.トフラー)