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2006年12月09日

格差のある社会。

日本の世帯あたりの平均所得額は1998年あたりをピークに
年々減少が続いているという。

(10年間で80万円、15%も所得が減った!)

とはいえ、一律で所得が減っているわけではなく
稼いでいる人は昔よりも大金を手にし、
その他一般人の所得が平均的に下がっているという状態だ。

ロウアーミドルの衝撃(大前研一著)に面白いデータがあった。

【 世帯年収の分類とその割合】
アッパークラス(1000万円超):4.9%
アッパーミドルクラス(600万円~1000万円):16.2%
ロウアーミドルクラス(300万円~600万円):41.5%
ロウアークラス(300万円以下):37.4%

ロウアーミドルクラス以下の中低所得者層でほぼ8割!

これまでは、若いうちは所得が低くてもいずれはアッパーミドルで
定年を迎えるという認識が一般的だったが、これからは一生ロウアーミドルで
終わる人の割合が増えるという。

今の世の中のシステムは、まだ年功序列で収入が増え続けることを
前提にしたモデルとなっているので注意が必要だ。

何を言っているかというと、例えば「家を買います、ローンを組みます」というのは
これまでは誰もが通る当然の道だったかもしれない。
しかし、給料が増えていくことを前提に組むローンでは、
先々お金が返せなくなってしまうかもしれないということだ。

「ロウアーミドルの衝撃」では、住宅、車、教育にかける費用の考え方を
適切に見直せば、生涯支出が5000万円は浮くという。

細かい話はここでは触れないが、大事なのは
「世の中(日本)は今、緩やかに大きな変化のときを迎えている」
「これまでの世の中の常識通り生きても、うまくいくとは限らない」
「どう生きるのが最適なのか、自分の頭で考えて行動すること」
ということなのだろう。

特に、ロウアーミドルに該当する人たちにとってはそのインパクトは大きい。

世の中にどんな変化が起こっているのか理解するために
ロウアーミドルの衝撃(大前研一著)は非常にためになる一冊だと思う。

淡々と生きていると「負け組」。怖い世の中だね。
まず行動しよう。


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